昨日は、八代中学校の生徒さんを対象にしている中3クラスの授業日でした。

中高一貫校の生徒さん達なので、すでに高校数学に入っています。
高校内容が出題された1学期期末考査では、数学90点以上(100点満点)が4名(100点,99点、98点、94点)でした。
平均点は89.4点、残念ながら90点台には届きませんでしたが、学校平均点66.5点を大きく上回っていました。
気になったのは、中2時から受講を始めた生徒さんと中3になってから受講を始めた生徒さんとの間に、大きな得点の差があったことです。
90点以上だったのは、中2から受講を始めた生徒さん達でした。
中2から受講を始めた生徒さん達は、当塾で早くから先を見据えた勉強をしてきているので、高校数学に必要な計算力や理解力が身についています。
中3から受講を開始した生徒さん達も、これから頑張って成績を上げてくれると期待しています。
昨日の授業では、2次関数の最大値・最小値の応用問題を扱いました。
あと2回で2次関数を終えて確認テスト、そして7月14日から新しい単元「三角比」に入っていきます。
高校教科書ではじめて登場する「三角比」は、定義や公式の証明の大切さを知ってもらうのに打って付けの単元です。
しかし、これまで八代中学校の1期生~16期生を教えてきましたが、三角比を正しく理解していた途中入塾者は皆無です。
八代高校の共通テスト・センター試験の平均点が全国平均点を10年連続で下回っている原因の一つは、間違いなく中3時に学ぶ「三角比」にあると思っています。
中3クラスの皆さん、まずは2次関数の確認テストを1回で合格して、夏に三角比をマスターしてしまいましょう!