4月に実施された高3進研記述模試の成績表を、生徒さん達に提出してもらいました。
当塾では記述模試の結果を見る際に、理系は数英理・理系の欄を、文系は国数英・文系の欄を重視しています。
今回の模試では、八代高校の理系コース学年10位内に6名、文系コース学年10位内に4名が入っていました。
当塾に通ってくれている生徒さんは勉強に意欲的に取り組んでいる方が多く、八代高校特進クラスの4割は当塾の生徒さんです。
当塾は小さな個人塾なので大手塾のように多数の生徒さんが通ってくれているわけではないのですが、それでも八代高校の学年10位内の半数を占めるのですから、生徒さん達は大したものです。
今回の模試の成績表を見て、八代高校の平均点が気になりました。
八代高校の平均点は英数理国のすべてで全国平均点を下回っており、特に理系教科は次のように芳しくないものでした。
・数学/理系コース (200点満点)
全国平均 68.1点
八代高校 38.8点
・物理 (100点満点)
全国平均 40.0点
八代高校 27.6点
・化学 (100点満点)
全国平均 39.5点
八代高校 32.7点
国立大学の理系学部では、数学と理科の配点が全入試配点の6割近くを占めます。
2024入試において八代高校の旧帝大~熊大の現役合格者が旧帝大5名・熊大10名と過去最低水準だった原因の1つは、間違いなく理系教科の致命的なまでの弱さでしょう。
理系教科の場合、定期考査前の一時的な勉強ぐらいでは、入試レベルの問題に全く対処できません。
普段から入試を見据えた勉強をしておく必要があります。
次回6月7日授業から、数Ⅲ微積分の入試対策授業に入っていきます。数Ⅲ微積分は、理系学部の合否に最も大きな影響を与える単元です。
入試まで残り7か月半、高3生の皆さん頑張っていきましょう!
八代市の大学受験専門塾
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